三者面談。

  • 2020.05.03 Sunday
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JUGEMテーマ:子供達との記憶

 

太郎が中学生の頃、三者面談があった。

太郎の担任の先生は、年配の女の先生。

 

そのくらいの男子中学生は、たいていそうだと思うけど、

太郎も、絶賛反抗期中。

もう、絵に描いたような反抗期。

頭では、理解しているつもりだけどさ、目の前に態度の悪いヤツがいるとさ、

まじ、イライラするよね。

鞄はほったらかし、脱いだものは、そのまま。

そのくせ、大事な手紙や、洗濯物は出さない。

いつも、不機嫌そうだし、ドアだって、「バタン!!」って。

ご飯が魚だと、「ちっ。」ってさ。

 

こっちは、そんな太郎に、受験だから勉強してくれって言うんだから、

もう、ムリな戦いだよね。

 

三者面談の日。太郎は、相変わらず態度が悪い。

だいたい、こんな反抗期の子と三者面談って必要なのかな。

 

先生は、開口一番、

「お母さん、オタクの太郎君はね、」

まー、出るは出るは、

ここがダメ、あそこがダメ。こんなことがあった、あんなこともあった、

ここがいけない、あそこもいけない、あーでもない、こーでもない、なんだ、かんだ。

おいおい、太郎、どんだけあるんだよ。

そして、先生も本人を前にして、よくもまーそんなこと、言えるよね。

先生ってやつは、そうとう偉いんだな。

 

でもさ、「お母さんにいいつけてやる」ってかんじで、イヤなんですけど。

だいたい、親であるわたしがいる前で、本人もいる前で、三者面談の席で、

こんだけ、口汚くののしる??んだから、普段はもっと、やってんだろうな、この先生。

わたしがいない所では、もっとひどいんだろうな。

第三者の目がない、普段の学校では、もっとやってんだろうな。

太郎もたいへんだな。先生と生徒じゃ、言い返すこともできないよね。

そりゃあ、口数も減るわな。不機嫌にもなるわな。

急に背が伸びて、ホルモンバランスも崩れてるのに、太郎もたいへんだな。

そんなことを思った。

 

ら、とまらない。

「先生は、そうおっしゃいますけど、ウチの太郎は、家では、そんなことはしません。

先生がおっしゃるほど、悪い子では、ありません。」

 

もっと言ってやりたいことは、たくさんあったけど、

グッとこらえた。三者面談だし。

でも、どうしても、それだけは、言いたかった。

 

今だったら、モンスターペアレントだね、間違いなく。

「この親にして、この子あり」って、思われてんだろうなあ。

家でも、いろいろやらかしてくれてるけど、まじ、むかつくけど、

それを、イライラして怒っていいのは、母親であるわたしだけ。

先生は、職業なんだし、プロなんだからさ、もっと、違う指導的なものが必要だよね。

キーキー怒鳴るのは、母親であるわたしに任せて、先生は、指導してくれ。

好きとか嫌いとかではなく、指導してくれ。

お母さんは2人もいらないよ、役割分担しよ。

 

 

教室をでると、太郎が言った。

「オレのことで、先生と喧嘩しないでよ。もう、わかったからさ。」

 

喜んでいいのか、怒っていいのか、どっちだ??

 

結局、太郎は、この先生の手には負えず、先生は、卒業するまでキーキー怒ってたな。

受験の時も、この先生は、いろいろやらかしてくれたんだな、まったく。

 

で、太郎は何がわかったのかな? 聞きそびれちゃったよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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